【日記】日常と非日常の間 -3月24日-

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目覚ましなしで、ぱちりと目が覚めた。
時計を見ると朝6時7分。顔が何となくかゆくて、ベタベタしていて、やってしまったなと思う。
たぶん、また化粧を落とさずに寝たのだ。
そろそろ本能のままに寝たり食べたりする生き物ではなくて、自分を律して生きる生活人になりたい。

今日は何曜日だったけ、いつまで寝ていいの? と寝ぼけた頭に問いかける。
何を言ってるのよ。今日は8:00の電車に乗るんでしょう、今すぐ起きなさい、と私の一人に叱られた。

シャワーを浴びて、いつもより少しだけ丁寧に顔を洗う。
紙を乾かして、化粧水だけはたいてドアを飛び出た。

今日は化粧はしなかった。
一日化粧しなかったら化粧を落とさずに寝た昨日のことは取り消せるはずだ。たぶん。

バンドンからジャカルタまでの電車はゆっくり走る。
私はこの車窓から見る景色がすごく好きで、いつまででも見ていられる。

バナナの畑やパパイヤの木、どこまでも続く段々畑。
南国のはずだけれど、南国のような底抜けの陽気さがなくて落ち着いていられる。

こちらに来て、もう1年経った。
何もかもが初めてで楽しかった日々が過ぎ去って、非日常の景色は日常へと少しずつ色を変えていく。

ここにいていいのかな、と、ときどき思う。
実現したい未来に近づいているのかしら、と思う日も結構ある。

けれど、今はそれでもやっぱり毎日を丁寧に生きていくことが大事なんだろうなとは思ったりする。
ただただソワソワしていた時期もあったけれど、ここで頑張っていきたいなと思ったりする。

もうすぐ春がくる。
四季がないバンドンでの、二度目の春だ。

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梅野 なぎさ

梅野 なぎさ

’91生まれ。2017年よりインドネシアで働いています。 【Mail】bonin.makani@gmail.com